震度7の階級が設けられるきっかけとなった地震
「福井地震」
1948年6月28日
16時13分
福井県嶺北地方北部
最大震度6(推定)の地震が発生
死者 3769人
負傷者 2万2000人以上
建物倒壊率が約80%という甚大な被害を受けた。
地震の直接被害による犠牲者数では、関東大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ多さとなっている。
震度は6とされたが、この地震をきっかけとして気象庁震度階級に「7」が設けられたように、現在の震度に当てはめれば7の揺れであったと推定できる。
福井地震は震源が浅かったにもかかわらず、地表には震源断層が現れなかった。
過去に活動歴のある活断層がなくても、大きな地震が発生することを証明しており、「地震はどこで発生するか分からない」という防災上の貴重な教訓を残した地震となりました。
明日、巨大地震が起きてもおかしくありません。
防災点検をよろしくお願いいたします。