ブレーキを踏んでから実際に車が停止するまでに、圧雪路面では乾いた路面の約3〜4倍、凍結路面では約8〜10倍の距離の違いがあります。
走行時速 |
停止距離 |
乾いた路面 |
圧雪路面 |
凍結路面 |
30km/h |
14m |
42〜56m |
112〜140m |
40km/h |
22m |
66〜88m |
176〜220m |
60km/h |
44m |
132〜176m |
352〜440m |
雪が積もっている道路や凍結した道路を運転する場合は、様々なことに気を付けて運転する必要があります!
- 冬用タイヤやチェーンを装着する
- 屋根の雪をおろしてから運転する
- 急発進、急加速、急ハンドル、急ブレーキをしない
- フットブレーキは多用せずに、エンジンブレーキを使って減速する
- 車間距離を取る
- 急な車線変更をしない
- 少しでも危険を感じたら休憩をとる
車が滑りやすい場所
- 交差点
- 日陰
- 坂道
- カーブ
- 橋の上
- トンネルなどの出入口
※それ以外の場所でも夜間や早朝は凍結しやすいので特に注意する。
雪道の運転では突然の事故や立往生に巻き込まれてしまう可能性もあります。万が一に備え、車の中にも防災グッズを用意しておきましょう。
- 牽引用ロープ、ブースターケーブル
- 防寒着、長靴、手袋、着替え
- 毛布、カイロ
- スコップ、除雪用ブラシ
- 飲料水、食料
- 懐中電灯
自分で用意するのは大変!という方には『車載防災セット』がオススメ。
ここに防寒着やスコップなど冬に必要なものを追加して備えておきましょう。
明日は我が身。
日ごろから防災対策を見直しましょう!