01:トイレが流せない
『汚物が便器いっぱいに詰まっていて使えませんでした。たくさんの汚物でニオイも酷かったので、できるだけトイレを使わないようにしていました。』
トイレの回数を減らそうと水分の摂取を控えると、脱水症のリスクも高まり、健康にも悪影響です。防臭効果のある非常用トイレが便利です。
02:水・食料がない
『水や食べ物がなかなか届かず、常にお腹が空いていました。』
『支援物資はパンしかなく、苦手な味だったので、違うものが食べたかったです。』
最低でも1週間過ごせるくらいの水・食料は自分で備えておきましょう。口に合うもので、飽きないよういろいろな種類があると良いです。
03:寒さ
『学校に避難したが、中には入れず校庭で一晩過ごしました。冬だったのでとても寒かったです。』
『冷たい床の上で寝ていましたが、毛布が一枚しかなく体調を崩してしまいました。』
停電などで暖房が使えなくても大丈夫なように、カイロ・アルミブランケット・毛布などの防寒グッズを備えておきましょう。
04:いつもの薬がない
『いつもの薬が手に入らず、持病が悪化してしまいました。』
いつも飲んでいる薬がある場合は、いつ・どこで災害が起きても良いように常に持ち歩くようにしましょう。
薬の名前や量がわからないと追加の処方がスムーズにできない可能性があります。お薬手帳も必ず持って避難するようにしましょう。
05:プライバシーがない
『着替えたり、洗濯物を干せる場所がなくて困りました。』
『赤ちゃんとの避難だったので、授乳する際に気を遣いました。』
プライバシー対策には、ブランケットなどを備えておきましょう。またダンボールやテントを活用しプライバシー空間を作りましょう。
06:お風呂に入れない
『何日もお風呂に入れず、頭がかゆくなり大変でした。』
『冬場の避難だったので、数日お風呂に入れなくてもなんとかなりましたが、夏だったら耐えられないと思います。』
数日はお風呂に入れないことを想定して、ボディシートや水のいらないシャンプーなどを備えておきましょう。