車中泊避難のポイント
車中泊避難
車中泊避難は、避難所ではなく車のなかで避難生活を過ごします。
- 避難所でのプライバシー面の懸念
- 自宅や避難所の倒壊の恐れ
- 避難所がいっぱいで入れなかった
- ペットがいる
などさまざまな理由があり車中泊避難を選択する方もいます。
しかし、
車中泊避難にも注意しなければ、
体調を崩したり最悪の場合死に至ることもありますので、
車中泊の危険を知りしっかり備えておきましょう!!
車中泊避難のメリット・デメリット
【メリット】
- プライバシーの確保がしやすい
- 自宅や避難所での二次災害の不安がない
- ペットの傍にいることができる
【デメリット】
- 支援物資や情報を得にくい
- トイレ問題
- エコノミー症候群などの健康リスクがある
車中泊で注意すること
【防犯対策】
- 周りに誰もいない場所にはなるべく停めない
- バッグや貴重品などは外から見えないように隠す
- 寝るときは必ずドアロックをする
- カーテンやシェードで目隠しをする
【健康リスク】
健康リスクの対策
【エコノミークラス症候群】
食事や水分を十分に取らない状態で、長時間座り足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。
その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって
肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
【対策】
- こまめに水分をとる
- 体を動かす
- ふくらはぎのマッサージをする
- ゆったりとした服装を着る
【一酸化炭素中毒】
エンジンの排気ガスが車内に入り込み、一酸化炭素中毒になり死に至る場合もあります。
【対策】
- エンジンを切って寝る
- やむを得ずエンジンをかける場合は、30分〜1時間間隔で換気をしましょう。
役に立つ!アイテム
【エコノミー症候群】
【衣類】
【プライバシー保護用】
- 車用カーテン
- サンシェード
- バスタオル・レジャーシート
【就寝用】
- 耳栓
- アイマスク
- マット
- クッション
- タオルケット(夏用)
- 毛布(冬用)
【その他】
- ライト
- モバイルバッテリー
- 給水袋
- ごみ袋
- ハサミ
- ペン
- 防犯ブザー
- 非常食
1つずつ揃えるなんて大変…という方へ!
明日は我が身。
日ごろから防災対策を見直しましょう!