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雪道の恐怖

毎年、冬になると大雪による車の立往生のニュースが増えます。
立往生に合わないためには 大雪の日には車に乗らないことが一番ですが、 やむを得ず車での移動が必要な場合もあると思います。

災害はいつ起こるかわかりません。
普段からできる備えをしておきましょう。

立往生が起きやすい場所

「どんな時に起きるの?」
・吹雪で見通しが悪いとき
・急に雪が強く降るようになったとき
・冷え込む夜間や明け方

「気を付けたい場所は?」
・道路脇などの吹きだまり
・少しでも雪が積もった坂道

雪の日に車に乗るときに注意すべきこと

立往生に合わないためには大雪の日には車に乗らないことが一番です。
やむを得ず車での移動が必要な場合は次のことに注意して運転しましょう。

・冬用タイヤやチェーンを装着する
・速度を落としてゆっくり運転する
・急発進・急ブレーキ・急ハンドルをしない
・十分に車間距離を取って運転する
・時間に余裕を持って出発する
・万が一に備え、車に防災グッズを用意しておく

立往生に備えて車に用意しておきたい防災グッズ

どうしても大雪の日に車に乗る必要がある場合万が一に備え、 防災グッズを用意しておきましょう。

・防寒着、長靴、手袋
・毛布
・スコップ、スノーブラシ
・食料・水
・簡易トイレ
牽引ロープや、ブースターケーブルなども備えておくと良いです。

立往生した場合のポイント

どんなに準備をして、気を付けていても大雪の日は立往生の危険があります。
万が一、立往生してしまった場合は...

・道路管理者などの情報を確認する
・(可能なら)近くの安全な場所に移動する
・エコノミークラス症候群に注意する
※定期的に足を動かし、こまめに水分補給をしてください

道路情報がなく、車も身動きが取れない場合は道路緊急ダイヤルに電話をしてください。
状況が悪化している場合は警察に連絡しても良いです。

◆道路緊急ダイヤル   #9910
◆JAFのロードサービス #8139

車が完全に雪に埋もれてしまった場合は…

もし車が完全に雪に埋もれてしまった場合は 一酸化炭素中毒にならないようにしましょう。

・マフラーの周りを除雪する
※排気ガスが車内に逆流するのを防ぐため
・一酸化炭素の流入を防ぐため、エンジンを切る
※防寒対策をしっかりとしましょう

やむを得ず出かけた場合でも 立往生してしまうと 数時間〜長い場合は数日間 身動きが取れなくなってしまいます。 大雪の日には不要不急の外出は控え、 予定の変更や、ルートの変更なども 検討してみてください。

明日は我が身。
日ごろから防災対策を見直しましょう!

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