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雪崩防災週間

災害はいつ起こるかわかりません。
普段からできる備えをしておきましょう。

雪崩防災週間とは?

本格的な雪シーズンに入る前に雪崩災害への注意を呼びかけ、少しでも被害を軽減するために、 国土交通省と各都道府県が行っている取り組みです。

雪崩による災害は毎年のように発生しており、 死者や行方不明者が出るような被害も出ています。
そこで、雪崩の種類や注意すべきエリア、 身を守る方法などを紹介します!
知識を深め、雪崩災害から身を守りましょう!

雪崩の種別

【表層雪崩】
・古い積雪面に降り積もった新雪が滑り落ちる。
・低気温で降雪が続く1〜2月ごろに発生しやすい。
・速度は、新幹線並みの時速100〜200キロ

【全層雪崩】
・斜面の固くて重たい雪が、地表面の上を流れるように滑り落ちる
・気温が上昇する春先の融雪期に発生しやすい。
・速度は自動車並みの時速40〜80キロメートル

雪崩が起きやすい条件

・気温が下がり、雪が急にたくさん降る
・雨が降ったり、急に暖かくなる
・過去に雪崩が起きた場所は要注意!

雪崩の前兆現象

・雪の張り出し(せっぴ)
・ころころした雪のかたまり(スノーボール)
・斜面にひっかき傷ができたような雪の割れ目(クラック)

雪崩が近くで起きた場合

流されている人を見かけたら、 雪崩に巻き込まれた地点(遭難点)と、 見えなくなった地点(消失点)を覚えておく。 雪崩が止まったら見張りを立て、遭難点と消失点にポールや木などの目印をたてる。
見つかれば、直ちに掘り起こして 救急処置を行う。

雪崩に流された場合

雪崩の流れの端へ逃げ、 他の人が巻き込まれないように雪崩を知らせる。
身体から荷物をはずす。 雪の中で泳いで浮上するようにする。
雪が止まりそうになったとき、 雪の中での空間を確保できるよう、 手で口の前に空間を作る。
雪の中から、上を歩いている人の声が聞こえる場合があるため、聞こえたら大きな声を出す。

明日は我が身。
日ごろから防災対策を見直しましょう!

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